会社員をしていると、必ず仕事で失敗をします。
能力不足であったり、運が悪かったり、理由は様々ですが誰しも失敗をします。
私は失敗した人を責めません。
今回は、その理由について解説したいと思います。
何もしていない人より失敗した人の方が評価が高い
何かに挑戦すれば、成功することも、そして失敗することもあります。
それは、打席に立っているからこその結果です。
その失敗を、何もしていない第三者が評論家気取りで責めたてる時がありますが、打席にも立っていない、試合にも出ていない人には責める権利はないと思います。
他人を責めてしまう人は自己評価が高いが他者評価が低い人にありがちです。
その行為は”俺の方が上だ”と示したいがための一種のマウンティングです。
しかし挑戦者を責める行為は決して高評価にはつながらず、むしろ低評価になると思います。
評価は成功した人が高いのは当たり前ですが、私の場合は、何もしていない人よりは挑戦して失敗した人の方が高い評価をつけます。
評価イメージ:
成功した人>失敗した人>>>>何もしていない人
他人の失敗を責めない方がいい
誰かを責めた言葉は必ず大きなブーメランとなって自分に返ってくるからです。
私の会社にも、失敗した人を責める人がいました。
「あんなケアレスミスをなんでするんだ」「自分なら絶対しない」「会社をやめた方がいい」
失敗した本人に直接伝えることはありませんでしたが、周りの同僚に吹聴していました。
そして数カ月後、人を責めていた本人が同じ失敗をしました。
結末は何となく予想はつくかと思いますが、その人は居づらくなって会社から去ることになりました。
他人に投げたはずのブーメランが自分に返ってきた例でした。
SNSや芸能の世界でもよく見る光景ではないでしょうか。
もし、絶対に失敗しない人がいるとしたら、ブーメランは気にせず、誰かを責めてもリスクはないかもしれません。
しかし、過去にお会いした優秀なビジネスマンほど、絶対に人を責めることをしませんでした。
さいごに
今回は仕事における失敗について考えました。
誰かのお役に立てたら幸いです。
以上、ワーカホリックダイアリーでした。
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