自発的に動かない部下|アドラー心理学
自分のチームの部下が受け身で困っているリーダーの方はいませんか。
部下を自発的に動かすには、アドラー心理学が応用できるかもしれません。
今回は「自発的な部下の作り方」について説明していきたいと思います。
人間は感謝されたい生き物|アドラー心理学
アドラー曰く、部下は褒めるのではなく「感謝」せよと謳っています。
感謝される喜びを体験すれば、自ら進んで貢献を繰り返すだろう。 (アルフレッド・アドラー)
人は褒められるより、感謝される方が喜びを感じるようです。
確かに褒められるのは嬉しいですが、感謝された時の気持ちより弱い気がします。
「ありがとう、あなたのおかげで助かったよ!」と言われた方が断然嬉しいし、また相手を喜ばせたいとおもえます。
ベクトルが自分向きより相手向きの方がより強く喜びを感じ、持続します。
受け身な部下が成果を出した時は褒めるのではなく、感謝を伝えてみましょう。
自発的に動き出すかもしれません。
子育てにも応用できる|アドラー心理学
この考え方は、子育てにも応用できると思います。
「良くできたね、偉いね」と褒めても子供は一時的に満足感を感じ、得意げになります。
もっと褒められたくて、がんばるかもしれませんが、動機が内向きなため、諦めやすいです。
一方、大好きなママから「ありがとう、〇〇ちゃんのおかげで助かったよ。ママ嬉しい」と伝えたらどうでしょう。
非常に充実した幸福感に満たされます。
子供は大好きなママを「もっと喜ばせたい、感謝されたい」と思うようになります。
この外向きな動機は、相手がいるため一人の喜びの時より持続性が高いです。
(相手との関係性にもよりますが、、)
感謝をしっかり伝え、自らの喜びを表現をすることで、自ら考え、行動する自発的な子供になります。
このようにアドラー心理学は様々な場面で役立ちます。
是非、参考にしてみてください。
以上、ワーカホリックダイアリーでした。