2019年本屋大賞ノミネート作品発表
2019年の本屋大賞のノミネート作品が発表されましたね。
- 『愛なき世界』三浦しをん
- 『ある男』平野啓一郎
- 『さざなみのよる』木皿泉
- 『そしてバトンは渡された』瀬尾まいこ
- 『熱帯』森見登美彦
- 『ひと』小野寺史宜
- 『ひとつむぎの手』知念実希人
- 『火のないところに煙は』芦沢央
- 『フーガはユーガ』伊坂幸太郎
- 『ベルリンは晴れているか』深緑野分
どの作品が大賞になるのか楽しみですね。
発表は2019年の四月になります。
本屋大賞との出会い
「本屋大賞」は文学賞の一つですが、いつ頃から始まったのかご存知でしょうか。
本屋大賞とは
2004年に設立された本屋大賞実行委員会が運営する文学賞。
ほかの賞との大きな違いは選考委員が本屋の店員さんである点。
私にとって、本屋大賞は特別な賞でその話題を見るたびにが感慨深い気持ちになります。
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13年ほど前の話になりますが、
私は、読書が苦手で社会人になるまでほとんど本を読むことがありませんでした。
社会人1年目の時に、何気なく見ていた「王様のブランチ」という情報番組の中で初めて本屋大賞を知りました。
確か、設立したばかりの本屋大賞(第2回)の大賞 発表の特集をやっていたと思います。
大賞は恩田陸さんの「夜のピクニック」という作品。
番組内の紹介が非常にうまく、すごく興味を惹かれ、食い入るように番組を見てました。
午後には本屋さんで紹介されていた「夜のピクニック」を買ってました。
人生のターニングポイント
夜のピクニックですが、読書が苦手な私にもサラサラ読めて、人生ではじめて夜寝る間を惜しんで読書をしたのを覚えてます。
情景描写がうまく、作品に引き込まれて感動したのを今でも思い出します。
そこから本を読むのが苦ではなくなり、恩田陸さんの作品を沢山読みました。
さらに私は小説だけではなく、ビジネス本なども読むことができ、社会人としても成長できたと思います。
本屋大賞との出会いは、私にとって人生のターニングポイントだったと思います。
さらに奥さんとの出会いも本屋大賞のおかげ
奥さんとの出会いも、実は本屋大賞のおかげだったりします。
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とある飲み会で、参加者の方たちに恩田陸さんの「ドミノ」という作品が面白いと熱弁をしていました。
後日、その飲み会の参加者であった一人の女性(後の奥さん)から「紹介していた『ドミノ』が貸してほしい」と連絡がありました。
その本の貸し借りを通して付き合うようになり、最終的には結婚に至りました。
このように、私にとって「本屋大賞」はどんな文学賞より特別な賞でして、いつも本屋大賞の話題を聞くたびに胸が熱くなります。
今回はだいぶプライベートな話を書いてしまいました。すみません。
追伸....
私のように本を読むのが苦手な人には、恩田陸さんの作品はお勧めです。
非常にサクサク読めて、それでいて楽しいです。
是非、読んでみてください。
以上、ワーカホリックダイアリーでした。