ゆずり車線の使い方 知ってますか?
自動車専用道路を走行中に「ゆずり車線」という道路標識を見かけたことはありませんか?
先日を私もゆずり車線を見かけましたが使い方が分かっていなかったために素通りしてしまいました。
同じように気になっている方が多いと思いますので、一度、ゆずり車線の使い方をまとめたいと思います。
ゆずり車線とは
ゆずり車線とは、自動車専用道路やバイパスなどで事情により他の車より速度が出せない場合に後ろの車を先に行かせるために一時的に避ける車線のことです。
ゆずり車線の正式名称
正式名称は避譲車線(ひじょうしゃせん)といいます。
「ゆずりゾーン」とも言うそうです。
ゆずり車線と登坂車線との違いは?
登坂車線(とうはんしゃせん)とは、上り勾配の道路において速度が著しく低下する車両(トラックなどの特殊車両、原動機付自転車など)を他の車両から分離して通行させる車線のこと。
ゆずり車線と登坂車線は非常に用途が似ていますが、上り勾配の際は「登坂車線」、それ以外は「ゆずり車線」という整理で良いと思います。
ゆずり車線の効果は?
スウェーデンでは、ゆずり車線を導入する前と後では「交通事故の死亡者数が80%も減少」と報告もあるそうです。
出典:http://www.ceri.go.jp/
ゆずり車線とあおり運転
近年、車間距離を詰める「あおり運転」が多発しております。
どうしても「先を急ぎたい車両」と「事情により速度が出せない車両」が遭遇すると、あおり運転などのトラブルが発生しやすいです。
自分が他の車に比べてスムーズに走行できていないと感じたら、トラブルを避ける意味でも 自らゆずり車線に移動することをお勧めします。
ゆずり車線を使って追い抜くことは有り?
ゆずり車線を利用して、他の車を追い越していく車両をたまに見かけます。
これは違反行為になりますので、くれぐれもやらないように気を付けましょう。
今回は「ゆずり車線」について調査しました。
誰かのお役に立てたら幸いです。
以上、ワーカホリックダイアリーでした。