こんな方におすすめ
- 就職活動、転職活動をしてる方
- STAR(スター)メソッドについて知りたい方
STAR(スター)メソッドとは
採用面接では、応募者の能力を測るために様々な質問をしてきます。
面接官の質問に対して、回答する際に役立つフレームワークの一つにSTAR(スター)メソッドというものがあります。
スター形式、スターモデルと呼ばれることもあります。
STARは、回答の構成要素の頭文字をとったものです。
STARの構成要素
Situation(状況)
Task(タスク)
Action(行動)
Result(結果)
スターメソッドを使用した回答をAmazonなど外資系企業が推奨しています。
それぞれの構成要素について解説していきます。
Situation(状況)
状況や背景についてできるだけ具体的で分かりやすく説明します。
2015年ごろ、英語学習アプリ開発のプロジェクトを任されました。
プロジェクトメンバーはAndroid開発者2名、iPhone開発者3名、サーバー開発者2名、デザイナー2名、品質保証1名の合計10名。
Task(タスク)
課題や達成すべきタスクについて具体的に説明します。
プロジェクトはより良いサービスを作ろうとサービスインから努力を続けているプロジェクトだったが
まったくアプリのダウンロードが伸びない状況が続き、メンバーはモチベーションが下がっていました。
Action(行動)
状況、タスクから自身がとった行動について具体的に説明します。
PMになって、最初に行ったことは朝一番にプロジェクトメンバーを集め10分程度のミーティングを行い、数値共有と課題共有、プロジェクトの方向性をできるだけ伝えることにしました。
プロジェクトの課題である売上が伸びない原因の一つに「露出が足りない」点にありました。自社サービスとの相互送客の調整。
マーケティングやSEOなどチームで施策を実施する時間をとり、さらに電車広告や記者へのプレスリリースに乗せられるような機能の開発を進めました。
Result(結果)
行動の結果を具体的、定量的に説明します。
朝のミーティングのおかげで、チームの結束力が高まり、日々の雑談が増え新しいアイディアが生まれる機会が増えました。
今まで1万ダウンロードしかされていなかったが露出が増えるにつれて、徐々にダウンロードが伸び、2年間で6万ダウンロードされるサービスとなりました。
さいごに
今回は「スターメソッド」を解説しました。
誰かのお役に立てたら幸いです。
以上、ワーカホリックダイアリーでした。
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