こんな方におすすめ
- 転職の面接対策がしたい方
- 面接の質問と回答の具体例が知りたい方
【転職の面接】質問と回答の具体例
転職における面談でよく聞かれる質問と回答についてまとめました。
自分なりにアレンジして使ってみてください。
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質問1.「簡単に自己紹介してください」
どの企業も最初の質問は自己紹介です。
当たり前のことですが、熱意をもって自身をアピールしてください。
盛り込む内容は以下の4つです。
・名前
・職歴、特に直近の現職(前職)の担当職務
・実績
・長所
自分の概要を1、2分で簡潔に伝えましょう。
具体的な回答例を紹介します。こちらは50秒の自己紹介文になります。
山田太郎と申します。本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。
私はアイウエオ大学卒業後、ABC株式会社で7年間、ハードウェアエンジニアとして自動車部品の設計開発を行ってきました。その後、XYZ株式会社でソフトウェアエンジニアとしてスマートフォンアプリの開発を9年間行ってきました。
モノづくりにこだわり、納得がいくまで試行錯誤を繰り返し、製品をブラッシュアップしていくのが好きです。担当製品が社内のユーザビリティコンテストで優秀賞を受賞したことや、開発製品の特許を2件ほど取得したこともあります。
このような経験が御社でも活かせると考え、応募いたしました。よろしくお願いいたします。
質問2.「転職理由、退職理由は何ですか」
次に聞かれるのは転職理由、退職理由です。
気を付けたいのが本音と建て前です。
給料が安い、上司とそりが合わない、休みが取れないなど理由があったとしても正直に伝えるのは得策ではありません。
建て前として、ネガティブに伝えず、なるべくポジティブな表現に変えましょう。
ポジティブな表現に変えられない内容の場合は、伝えないという判断もありだと思います。
ポイントは次の二つ。
・ネガティブな退職理由、転職理由はポジティブな理由に変える。
・ポジティブにできない理由の場合は無理に伝えない。
具体的な回答例を紹介します。
(上司とそりが合わない、若手の意見を聞いてくれない場合)
「今の職場は長い歴史もあり、保守的な考えの方が多く、新しい意見・考えを取り込むことに非常に時間を要します。自分としてはチャレンジ精神を大切にしており、さまざまな挑戦して成長していきたいと思い転職を決意しました」
(給料が安い場合)
「今の会社は一般的な給与水準より低い上、5年後も昇給が見込めないことから、自分の将来設計と乖離を感じました。収入とキャリアップを目指して転職を決意しました」
質問3.「志望理由は何ですか」
なぜ、この会社を選んだのかという志望理由も聞かれる質問の一つです。
自分の経歴、スキルを活かすことで、会社の貢献ができる点をアピールしましょう。
さらに自分の目標・キャリアプランと絡めるとさらに良い回答になります。
・自分の経歴・スキルを活かした会社の貢献。
・目標・キャリアプラン。
具体的な回答例を紹介します。
前職ではプロジェクトマネージャとして2つほどスマートフォンアプリサービスのリリースを行いました。
プロジェクトを成功させるには以下にメンバーの能力をMAX以上、引き出すことが重要だと気づかされました。
さらなるスキルアップのために、スマートフォンアプリのゲーム業界のトップメーカである御社でこの経験を生かして、成長していきたいと考え志望させていただきました。
質問4.「長所、短所は何ですか」
転職にかかわらずよくある質問の一つが「長所、短所は何ですか」です。
長所は成果とからめて説明するのがポイントです。
短所も見方によってアピールになるのでしっかり戦略をねりましょう。
・長所は成果と一緒に。
・短所もアピールポイントになる。
具体的な回答例を紹介します。
長所はすぐに行動に移せることです。興味をもったこと、迷ったことはまず行動してみるのが得意です。
ベースに好奇心おう盛なメンタルがあるのですが、まずは走りながら自分に向き不向き、調整しながら自分なりの答えを出していきます。
その先にやることが決定しているのが見えている案件などは、あれこれ悩んでも時間がもったいないと考え、できるだけ早めに動き出し課題をつぶしていくのが好きなスタイルです。
短所は人に仕事を振るのが苦手であるところです。
マネージャの時も丸投げになるのはいやだったのである程度形を作ってから仕事を依頼したのですが、9割型完成させてしまっていたので、結果メンバーの成長を阻害してしまったと反省しました。
仕事にのめりこんでしまい、土日も仕事をしてしまうことがあるのでワークライフバランスをしっかり考えていきたいです。
質問5.「なぜ他の会社ではなくうちの会社何ですか」
入社意欲の高さをチェックするための質問の一つが「なぜうちの会社なのか」です。
企業調査、業界研修ができているか見られています。
・企業理念、ビジョンと主力サービスは最低限、調査しておく。
・業界研究、同業他社は調査しておこう。
具体的な回答例を紹介します。
最近のゲーム業界は特に、コア技術以外のところに手を伸ばし、本業がおろそかになっていく企業を多く見てきました。
日本のゲーム市場は2兆円規模でうち7割以上がスマホゲームでしたが
御社のスマホゲームへの参入は非常に慎重で、企業の信念は曲げずに挑戦していた姿をみて、この会社は信用できると確信しました。
特殊な質問と具体例
質問6.「現在の上司の改善点はどこですか?」
ひとそれぞれの会社、状況次第でマニュアル回答ができない質問の一つです。
この回答次第で本来の人間性、能力が分かります。
・周辺の人間関係をよく観察しておく
具体的な回答例を紹介します。
非常に優秀な上司なのですがまれに感情的に怒りをあらわにするときがあります。
何度か部下のいる前で、客先に対してネガティブなコメントをしている瞬間に遭遇したことがあり、部下のモチベーション低下が気になりました。
感情を抑えることはなかなか難しいことですが、人前、特に部下の前では感情的な部分を見せるのは控えた方が良いとフィードバックします。
質問7.「趣味について教えてください」
こちらも回答次第で本来の人間性、内面が分かります。
・プライベートの趣味を本気で取り組む
具体的な回答例を紹介します。
趣味はブログを書くことです。現在、ブログを続けて3年になります。
最初は日々の気づきや学んだことなどを備忘録がわりに記載しておりました。
アクセスしてくる人たちのニーズ、困りごとについて考え、さらにこんな記事はどうだろう。誰かのためになるのではないかと、使命感なども出てきて外向きのモチベーションもでてきました。
先日はある記事を読んで非常に助かったとSNS経由で連絡があり、あまり感じたことのない充実感を感じました。
ブログを始める前より情報とるためのアンテナが広がりを見せてきており、成長にもつながるので非常に楽しいです。
質問8.「弊社を受けるにあたって準備してきたことを教えてください」
面接者の本気度を測るための質問の一つです。
・その会社を意中の相手だと思って会社自身、その周りの情報に興味を持つ
具体的な回答例を紹介します。
御社のサイトを確認させていただいたところ、SNSやYoutubeなどで発信していることを見つけ、過去のメッセージ、動画をすべて見てきました。
その中でも興味を持ったのは1年前に投稿された〇〇の動画で、〇〇が気づきがあり早速実践しております。
御社の主戦場である〇〇業界について調査し、同業他社の動向などを確認しました。
さいごに
今回は「転職時の面接の質問と回答の具体例」について紹介しました。
誰かのお役に立てたら幸いです。
以上、ワーカホリックダイアリーでした。
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