こんな方におすすめ
- 電線にとまった鳥たちのフンで困っている方
- 電線の鳥よけ対策を検討している方
電線にとまった鳥がフンをすることで、敷地内や車が汚れて困っている方いませんか。
今回は「鳥のフン対策のため電線に鳥よけを設置する方法」を解説したいと思います。
[toc]
電線に鳥よけを設置する方法
鳥よけの対策はいくつかありますが、電線に鳥がとまりにくくすることが一番の対策となります。
電柱の所有者に「鳥のフンで困っている」と伝えれば通常は無料で鳥よけ対策をしてくれます。
以下の手順で鳥よけ対策が可能となります。
手順1.電柱の所有者の確認する
電柱の所有者は、表面に所有者の札が貼りついているため、すぐに分かります。
ただし札が二枚以上貼りついていたら下部の方が所有者になります。
また、電柱の所有者は大きく分けて、電力会社と通信会社の2つになります。
下部に記載された札を良く確認した上で、連絡しましょう。
今回は、電柱の所有者が電力会社の「東京電力」だったケースで説明します。
手順2.電柱所有者である電力会社に連絡する
日本の電力会社の電線関連の問合せ窓口は次の通りです。
北海道電力
※「お近くのネットワークセンター」に電話。
東北電力
※「電気設備・最終保障供給等に関するお問い合わせ」から電話。
東京電力
※「お申し込みはこちら」から申し込み。
北陸電力
※「電柱・配電線」を選択。
中部電力
※「お問い合わせフォーム入力画面」から申し込み。
関西電力
※「お電話」より直接電話。
中国電力
※「電線・電柱・停電の問合せ:鳥のフン害」より申し込み。
四国電力
※「フォームからのお問合せ」より申し込み。
九州電力
※「Q.電柱・電線にとまった鳥の糞で困っている:配電事業所お問合せ一覧」より連絡。
沖縄電力
※「送配電・設備等に関するお問い合わせ」より電話。
手順3.必要事項を入力し、工事日程を決める
(東京電力の問合せフォームに沿って解説していきます)
はじめに申込み者の氏名、住所、電話番号を入力します。
つぎに電柱標識、電柱番号の入力を求められますので、電柱の所有者札を確認して入力しましょう。
支障設備は「電線(鳥糞対策)」を選択しましょう。
支障理由、要望を記載しましょう。
記載例:電線にとまった鳥が敷地内にフンをして困っているので、電線に鳥よけ対策をしてほしい
下見希望日、工事希望日などの入力欄があれば記載しましょう。
手順4.工事業者とやりとり、下見のこと
1,2日で工事業者から電話連絡がきます。
下見の日時など取り決めて、下見に臨みます。
下見の際は「電線にどんな処理をするのか」などの説明があります。
念のため「電気は止まるのか、近所に伝える必要はあるのか」など気になることは確認しておきましょう。
今回は電気は止めないということだったので特に近所に連絡はしませんでした。
手順5.工事当日、工事時間
工事当日は作業者として3名きていました。
作業自体は1時間30分程度で終わりました。
手順6.鳥よけ対策
今回、施してもらった鳥よけ対策は電線の上部に細いワイヤーを張るタイプでした。
こちらが対応前後の写真になります。
手順7.鳥よけ対策の効果
いまのところ、鳥よけ対策をした電線には鳥は止まっておりません。
それなりに効果があるようです。
さいごに
今回は「鳥のフン対策のため電線に鳥よけを設置する方法」を解説しました。
同じように鳥のフンに悩まれている方は、電柱の所有者にご相談してみてはいかがでしょうか。
誰かのお役に立てたら幸いです。
以上、ワーカホリックダイアリーでした。