こんな方におすすめ
- ペナルティの効果について知りたい方
会社や家庭でルールを守らせるために罰則やペナルティなどを設定したりしませんか?
抑止力のつもりで設定した罰則やペナルティは逆効果になる場合があります。
今回は罰則、ペナルティは逆効果になる場合があることについて解説したいと思います。
罰を受けることで開き直る人が現れる
ある保育園で「ペナルティが逆効果になった」という事例があります。
〇〇保育園ではお迎え時間になっても、迎えにこない親が多かったため、10分遅れるごとに罰金を課すといった罰則・ペナルティを設けた。
結果はどうなったかというと
結果は、親が遅れる事態が改善することはなかった。
それだけでなく「罰金を払ったんだから面倒みてくれるんでしょ」といった開き直る親が現れた。
効果がないだけでなく逆効果の事態になってしまったといいます。
コミュニケーション不足による認識齟齬が原因
罰則、ペナルティを設けるのは、ルールを守って欲しいけど守らない人が多いためかと思います。
わざとルールを破ろうとしている人はほとんどいません。
ルールを破る人が現れるのはお互いの「コミュニケーション不足」による「認識齟齬」から発生していると思います。
何でこのルールを守らないといけないのか、守らないとどのような事態になるのか、だれがどう困るのか、良く説明しておくことが大切です。
ルールを破る側が多く改善が見られない場合は、ルールに無理や矛盾がある可能性もあります。
この点もお互いにコミュニケーションを取り、罰則・ペナルティなんかに頼らずに建設的なルールを設けることが良いと思います。
さいごに
今回は「罰則・ペナルティは逆効果」ということについて解説しました。
誰かのお役に立てたら幸いです。
以上、ワーカホリックダイアリーでした。