「グラレコ」が注目されはじめている
皆さんは「グラレコ」をご存知でしょうか?
近年、注目され始めている会議におけるビジネススキルの一つです。
今回は「グラレコ」について解説していきたいと思います。
グラレコとは
ひとことで言うと、会議の内容を「イラストや図」を使ってリアルタイムに見える化する手法です。
グラレコは何の略?ほかに呼び方は?
「グラフィックレコーディング」の略称です。
ビジュアルミーティング、ビジュアルシンキングと呼ばれる場合もあります。
いつ頃、どこで利用され始めた?
1960年代から欧米を中心に利用されはじめました。
NASAやGoogleなど大企業で幅広く利用されているそうです。
どういった時に利用するのか?
会議で次のような課題がある場合は、グラレコを利用すると改善する可能性があります。
・会議が盛り上がらない。
・会議がまとまらない。
・参加者同士で噛み合わない。
グラレコのメリット
グラレコのメリットをいくつか紹介します。
すぐに認識齟齬の確認ができる
会議中の板書はどしても文字で表記しがちです。
文字は人の解釈などで理解度のばらつきが出てきてしまう。
一方、イラストや図は瞬時に情報を理解することが可能です。
例えば、4人家族がいた、という文字表現に対してイラスト表現の場合は、見た人により多くの情報を与えることができます。
家族構成、表情、背格好、年齢、性別、関係性など多くの情報が得れることがわかると思います。
会議が盛り上がる
会議中の板書は文字ばかりでうんざりしますよね。
最近の会議でも周りを見渡すと誰もがノートパソコンに目を落としがちです。
こんな状態では活発な議論、新しい意見も出にくいです。
グラレコは見てて楽しいため自然とホワイトボードに目を向けるようになり、グラレコに より理解度も増すため会議が活発化することが多いそうです。
まとまりやすい、結論がでやすい
参加者たちが集中していない会議はどうしても話も脱線しやすく、結論に至らないことが多いです。
一方、グラレコのフォーマットに当てはめると、脱線しにくく、すぐに軌道修正がすぐにできるといった特徴があります。
よって、最終的なゴールまで行きつくことができます。
グラレコ、すごいですよね。
今回は、会議の見える化手法「グラレコ」について解説しました。
誰かの役に立てたら嬉しいです。
以上、ワーカホリックダイアリーでした。