最近、鬼滅の刃が流行したことがで武士が使う言葉が気になる人が増えてきています。
例えば「かたじけない、面目ない、御意」などがあります。
今回は武士語の意味をまとめておきたいと思います。
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武士語の意味まとめ
かたじけない
意味は「ありがたい、恐縮」。
単純なありがとうの意味ではなく、非常にへりくだった表現。
「ありがたくて逆に申し訳ない」の意味が強い。漢字では「忝い」と書く。
かたじけないの具体例
先輩にチョコレートをいただけるなんてかたじけなく存じます。
面目ない(めんぼくない・めんもくない)
意味は「恥ずかしい」。
面目とは「体面や世間体」の意。つまり「世間に顔向けできないほどやましい気持ち」という意味です。
面目ないの具体例
期待されていたのに、テストで赤点を取ってしまい面目ない。
御意(ぎょい)
意味は「(目上の人に対して)かしこまりました」「(目上の人の)意思、考え」。
本来、御意は「目上の人の考え」の意味だが、今はドラマの影響か「同意」の意味合いが強い。
御意の具体例
社長の御意のままに、進めてまいります。
(目上の人の指示に対して)御意!
大儀(たいぎ)であった
意味は「ご苦労さま」
猪口才な(ちょこざいな)
意味は「小生意気な」
片腹痛い(かたはらいたい)
意味は「ちゃんちゃらおかしい、身の程知らずで笑ってしまう」
たわけ
意味は「愚か者、ばかげたもの」
うつけと比べてたわけは「その人の行動、行為に対しての指摘」といったニュアンスが含まれる。
うつけ
意味は「愚か者、のろま」
たわけと比べてうつけは「その人の状態、特にぼんやり、のろまな様子に対する指摘」といったニュアンスが含まれる。
さいごに
今回は「武士語」をまとめました。
誰かのお役に立てたら幸いです。
以上、ワーカホリックダイアリーでした。