こんな方におすすめ
- ブランドRenameについて知りたい方
- 服の本質について考えている方
以前、TBSテレビ「がっちりマンデー‼」でRename(リネーム)という服の特集がされていました。
非常に興味深い活動だったので記事にしたいと思います。
Rename(リネーム)について
最初にRenameの概要について説明します。
残ってしまった服のブランドタグを外して別の服「Rename」としてリセール(再販売)。運営会社は株式会社FINE(ファイン)。
アパレル業界の問題、地球環境の問題を解決できるエコな服の売り方として注目されている。
Rename運営の株式会社FINE
愛知県名古屋市にある株式会社FINE(ファイン)でRenameは運営されています。
CEOは「加藤ゆかり」さん。

出典:FINE
FINEの理念・ビジョンは次の通り。
Value Goes On
ブランド価値は続いていく。
FINEは安売りによりブランド価値を下げずに、アパレル業界の問題を解決する新しい売り方を模索しています。
アパレル業界の問題について
洋服などのアパレル製品は、年間29億点ほど供給されます。
アパレルのトレンドは早く、在庫が残りやすい点が問題視されており供給量のうち、実際に消費される量は14億点。
残り15億点は余り、場合によっては破棄されるとのこと。
余らないように値下げして販売すれば良いのではと思うかもしれませんが、ブランド価値を低下させてしまうため破棄されるのが慣例となっています。
これがアパレル業界の課題となっています。
課題解決のためにRenameは生まれた
ブランド価値を守りながら、廃棄品を減らす。
FINEは残ってしまった在庫品を廃棄せずブランドタグを外し、Renameとして新しく再販売する仕組みを作りました。
ブランドメーカーも嬉しい
ブランドメーカーは大切な製品を廃棄せず、さらにブランド価値を落とすことなく、再販売ができるため、大変うれしいとのこと。
顧客・地球も嬉しい
ブランド品を通常より安く手に入るためお客さんも嬉しい、エコで地球も嬉しい。
服も嬉しい
ブランド名に惑わされることなく、服本来の価値、本質を見つめなおすきっかけになると聞きます。
きっと服たちも嬉しいはず。
さいごに
今回は「Rename」について書かせていただきました。
何かの参考になれたら嬉しいです。
以上、ワーカホリックダイアリーでした。