首都圏の電車遅延の状況
2019年1月に国土交通省が首都圏の電車遅延の状況について発表しました。
非常に興味深いデータだったので、記事にしたいと思います。
特にこれから社会人になって首都圏で働く予定の方などは必見です。
では、さっそく電車遅延ランキングから。
電車遅延ランキング トップ10
(こちらのランキングは、月の平日のうち遅延証明を発行した日数をカウント)
何となく予想していた通り「中央・総武線」が1位でした。
遅延割合は、泣く子も黙る「96%!」。
時間通りに電車が来たら、褒められるレベルです。
遅延であることが当たり前なら、遅延時間を考慮して時刻表を組めばいいような気もします。
そんな簡単にもいかないのでしょうけど。
ランキング | 路線名 | 平日 遅延日数 | 遅延割合 |
1位 | 中央・総武線各停 | 19.2 | 96% |
2位 | 宇都宮線・高崎線 | 19 | 95% |
3位 | 中央快速線・中央本線 | 18.8 | 94% |
4位 | 東京メトロ千代田線 | 18.4 | 92% |
5位 | 埼京線・川越線 | 18.2 | 91% |
6位 | 横須賀線・総武快速線 | 18.1 | 91% |
7位 | 東海道線 | 17.8 | 89% |
8位 | 京浜東北線・根岸線 | 17.7 | 89% |
9位 | 東京メトロ東西線 | 17.1 | 86% |
10位 | 山手線 | 17 | 85% |
電車の本数を考えると山手線は頑張っている方かもしれません。
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上記のランキングは「10分未満」から「30分以上」の遅延まで様々です。
以下で詳細な分析をしたいと思います。
10分未満の遅延が多い路線
10分未満の小規模な遅延が発生しやすい路線のトップ3はこちら。
ランキング | 路線名 | 10分未満の遅延発生日数 |
1位 | 東急目黒線 | 11.6 |
2位 | 都営三田線 | 11.6 |
3位 | 東京メトロ東西線 | 11.4 |
見える化した図はこちらになります。
30分以上の遅延が多い路線
30分以上の大規模な遅延が発生しやすい路線のトップ3はこちら。
ランキング | 路線名 | 30分以上の遅延発生日数 |
1位 | 宇都宮線・高崎線 | 2.7 |
2位 | 埼京線・川越線 | 2.6 |
3位 | 中央快速線・中央本線 | 2.1 |
見える化した図はこちらになります。
世界的に見ても異常な首都圏の電車の本数、乗客数。
遅延をしているとはいえ、比較的安全に運行ができているのは、鉄道会社各社の努力によるものです。
遅延が多いからといって、怒るのではなく、日々、安全に目的地まで連れて行ってくれることに対して感謝を忘れないようにしたいですね。
以上、ワーカホリックダイアリーでした。