Globality株式会社の渡辺一誠CEOの手記が話題です。
渡辺さんは2020年3月22日ごろに新型コロナを発症しました。
コロナ発症後の症状、現在の気持ち、周りの人たちへの影響など赤裸々にFacebookで綴っています。
手記の中では「インフルエンザの30倍つらい」といった生の声をきくことができます。
全体を通して非常に興味深い内容だったので、いくつか抜粋してブログに要点をまとめたい思います。
新型コロナに感染した時の初期症状は?
渡辺さんの手記からいくつか新型コロナの症状について抜粋します。
3/22(日)、最初に発熱が確認できました。
15分ほどで風邪の引きはじめのような感覚になり、その後の食事の予定をキャンセル。
渡辺さんの場合は発熱から風邪のような症状が出たようです。
熱も、朝は低く、11時を超えるとだんだん上がってきて、
夜になるにつれ、39.5度くらいに上がる日々。(中略)
そしてまあまあキツイ頭痛。
咳などはありませんでした。
とにかく高熱が続くようです。
やがて味覚が失われる
新型コロナの興味深い症状の一つが味覚がなくなる点です。
山椒がめちゃめちゃ効いた麻婆豆腐を食べたところ、まったく辛さを感じず。
なんかおかしいなと。(鼻はつまってませんでした。)
新型コロナの感染力
保健所、病院にて検査の結果、新型コロナに感染していることが判明したそうです。
後日わかるのですが、一緒に食事をした方も感染していることが発覚したそうです。
一緒に食事をした5名の内、1名は今日陽性が確定。他の2名は検査中です。
一緒に枝豆を素手で食べていたのと、カレーを回し食いしたので、まあ、それだろうなと。
やはり一緒に食事をする行為は危険ですね。さらに状況と感染力の怖さを知る事になります。
食事をつつきあったのが原因かと、答え合わせは進んでいます。
で、ここからが重要なんですが、その後、さらに3人の仲間が合流。
すでに感染していたであろうKさん。
もちろん何の症状も出てないので僕以外の4人で食事を回し食い。後から来た3人のうち2人が、発熱&検査済み。結果を待つのに自宅待機の状態です。
でも、それだけ。逆に言えば、食事じゃなければ、卓上に置いてある食事のメニューをみんなで触りあったぐらいのレベル。
それで移っちゃうんです。
怖すぎます。発症していないだけで、もうみんな感染しているのではないでしょうか。
新型コロナ発症してから1週間経過の症状
最初の発熱から7日が経った3月29日の投稿では次のような状況だったそうです。
昨晩、2度の投薬後も39.8℃。
もう、がくがく震えるわ、頭は熱いわ、なんのこっちゃかわからず、「もういい加減にしてくれよ」と、声に出てしまいました。
さて、今までは朝起きると36.6℃と、平熱より低い状態でしたが、目覚めたときは39.1℃。
40℃近い熱が続くのは心身ともにやられます。
事態は辛くなる一方です。
さて、問題とされている咳ですが、昨日は咳で眠れないほどになってきました。
元々風邪とか引いても咳が長引くタイプなので、そういう人は余計辛いみたいです。
あと、喫煙者もつらいようです。。。皆様、これを機にタバコ辞めてみてください。ヘビースモーカーの方は、多分死ぬほど辛いですよ……。
ちなみに渡辺さん曰く熱のピークは「8~9日」のようです。
8日間続く高熱&味覚障害。これが軽症と言えるのか。
渡辺さんの手記を読み進めると本当に新型コロナの怖さが分かります。
40度近くなると、震えたり、熱くなったり、さらに咳が止まらないので苦しかったり。
この状態が8日連続ですよ。
熱と頭痛と咳で、ほぼ水しか受け付けない状態です。もはや日課のように、今日もまた熱が上がってきています。
この状態を「軽症」と表現されています。
「高齢者以外は、かかっても軽症だから大丈夫」とニュースを鵜呑みにしてましたが、正直、体力のない方は若くても耐えられないのでは。
どうすれば退院できるのか
熱が下がることがポイントのようです。
このまま、順調にしっかりと熱が下がれば、1週間ほどで陰性検査になるかと思われます。
さらに時間を空けて、2度陰性となれば退院です。
さいごに
今回は「渡辺一誠さんの新型コロナ発症時の手記」を紹介しました。
詳細は「Forbes Japan」をご参照ください。
以上、ワーカホリックダイアリーでした。