神は細部に宿る
神は細部に宿る
こちらの言葉はドイツの美術史家であるアビ・ヴァールブルク(Aby Moritz Warburg)が言った言葉です。(諸説あります)
特に美術、音楽、文学などの芸術の分野における金言になります。
意味としては「全体の美しさ、完成度は、細部への気配り、こだわりによって作られる」といった意味。
私はどちらかというと、じっくり物事を決めると機会損失になると考えてしまうため、細部へのこだわりは後回しにして、
大枠を決めて、まずは物事を前に動かしながら決めていくタイプなので真逆の考えとなるのですが、現在は「細部へのこだわり」は非常に大切だと考えてます。
現在は似たようなのサービスが乱立している世の中であり、細部へのこだわりによって勝負が決まるといっても過言ではありません。
鋼の錬金術師でも同様の考え
漫画「鋼の錬金術師」でも同じような表現がありました。
(一は全 全は一とは何か?)
全は世界 一はオレ。
エルリック兄弟(鋼の錬金術師)
私はこのメッセージを次のように解釈しました。
「全体を作るのは、小さな一つ一つのパーツであり、それを疎かにすると全体が成り立たない」
「神は細部に宿る」に近い考え方だと思います。
仕事、人生にも言える
仕事にも同様のことが言えると思います。
仕事は、企画、開発、検証、デザイン、サポートなどの各パートの集まりで完成します。
どのパートも全体を形作る一つであり、手を抜くと中途半端なものになってしまいます。
人生もそうです。
瞬間瞬間の積み重ね、判断、決断が、人生を決め、形作ります。
瞬間を大切にしなければ、決して人生で大成することはできないです。
今回は「神は細部に宿る」という金言について、考えてみました。
仕事も人生も悔いのないよう、細部や瞬間を大切にしてきたいですね。
以上、ワーカホリックダイアリーでした。