家でイチゴを育ててみたい
先日、花屋さんに家族で行った際に「イチゴの苗」を見つけました。
息子はイチゴが大好物なので、家で育ててみることに。
家庭菜園の中でもイチゴは人気ですが、甘いイチゴを育てるには知識とコツが必要のようです。
今回は、イチゴの育て方についてまとめたいと思います。
イチゴの種類と収穫について
イチゴの種類によって、収穫時期は異なります。
通常のイチゴの収獲時期は、イチゴの旬である「5月~6月」。
この時期に収獲できるイチゴの種類を「一季(いっき)なり」。季節問わず収獲することができる「四季(しき)なり」と言います。
イチゴの苗に必ず明記してあるので、確認しましょう。
イチゴの病気について
イチゴは病気になりやすいと聞いたことはないでしょうか?
イチゴの病気の代表的なものを2つほど紹介します。
うどんこ病
名前の通り、イチゴの葉にうどん粉のような白い粉が出る病気のことです。
カビの一種。発症時期は「5月~6月」。うどんこ病は早期発見、早期治療が大切です。
うどんこ病が発生した葉は見つけ次第、除去しましょう。
炭疽病
イチゴの葉などが黒色になる病気のことです。
カビの一種。発症時期は「6月~10月」。最終的には枯れてしまうので対策が必須。
高温多湿の状態が続くと炭疽病に侵されやすいです。
炭疽病が発生した葉は見つけ次第、除去しましょう。水はけを良くするなども有効な対策のようです。
イチゴの育て方
イチゴの育て方について、かんたんにまとめます。
鉢・プランター
通常の鉢植え、プランターでも育てることは可能ですが、おすすめはぶら下げるタイプの鉢です。
イチゴは土や地面に接地していると病気になりやすいため、壁などにぶら下げた鉢から茎を出すことで土や地面に接地することなく育てることが可能です。
植え付け時期と植え付け方
イチゴの苗を買った花屋さん曰く、ちょうど今の時期10月ごろが植え付けに適しているそうです。
植え付け方としては、苗を深く植えないのがポイントです。
根元部分から2センチ程度土をかぶせるくらいで良いと思います。
水やり
イチゴには水を上げすぎない方が良いです。
土が乾いたら水をあげるようにしてください。
直植えの場合は特に水を意図的にあげる必要はなく、雨に任せればよいそうです。
防寒と衛生
イチゴは寒さに弱く、さらに綺麗好き。
防寒と泥はね対策のために、鉢の土の部分に「藁」を敷いてあげましょう。
また雪にも弱いので雪が降るときは軒下に移動したあげるなど対策をしてください。
授粉
3月になると花が咲きます。
綿棒などで、雄しべの花粉を雌しべに授粉してあげましょう。
害虫、害獣
イチゴの実できはじめると、アブラムシやナメクジ、鳥の対策が必要になってきます。
防鳥、防虫ネットでイチゴの実を守りましょう。
収獲
授粉後に2ヶ月ほどで実は赤くなり収獲が可能です。4月~5月ごろ。
今回はイチゴの育て方についてまとめました。
半年ほど頑張って育ててみます。
また収獲の際にうまくいったのかを報告したいと思います。