弱点に引っ張られる
元リクルートの中尾隆一郎氏が書いた記事を先日読みました。
「仕事の成果は、最も弱いスキルに影響される」
非常に興味深かったので、本日は具体例を上げて「成果と弱点について」書きたいと思います。
弱いところから切れる。まずはそこから強化しよう
中尾氏は「ネックレスを引っ張るとどこが切れるのか?」と問います。
答えは金具等ではなく、作りによって決まり「一番弱い箇所」から切れるとのこと。
全体の強度を上げるには「一番弱い箇所」を強化すればいいのです。
これは仕事にも同じことが言えます。
ビジネスパーソンの弱点と成果
私が考えるビジネスパーソンに必要な主な能力は以下の4つだと考えてます。
・問題解決能力(行動力)
・ストレス耐性能力
・コミュニケーション能力
それぞれの能力を10段階とし、生み出される成果も「10」と仮定します。
・問題解決能力(行動力):2
・ストレス耐性能力:8
・コミュニケーション能力:5
そこから生み出される成果は弱点である「問題解決能力:2」に引っ張られることになります。
次の場合でしたらどうでしょうか。
すべての能力が平均点以上な能力だった場合は前出パターンより、高い成果を残すことができます。
・問題解決能力(行動力):6
・ストレス耐性能力:5
・コミュニケーション能力:4
弱点を強化しよう
世の中では「長所を伸ばそう」という風潮があります。
今回はその逆。
「弱点・短所を強化」することでスキルアップ、ベースアップになります。
コミュニケーション能力が弱点の方なら、コミュニケーション能力を上げるための活動、勉強をすることをお勧めします。
本を読むのも良し、セミナーに参加、先輩に聞くのでも良いと思います。
何も自分だけで弱点を強化、克服を考えなくても良いと思います。
得意な人材を仲間に入れれば、解決する場合もあります。
あなたの弱点は何でしょう。
その弱点が強化できるか考えてみてはいかがでしょうか。
以上、ワーカホリックダイアリーでした。
あわせて読みたい