交渉はパズルゲームである
私は社会人になりたてのころ、考えていた交渉のイメージは「戦(いくさ)」でした。
しかし15年も社会人をやっていると交渉のイメージが変わってきて最近はパズルゲームのように感じます。
今回は交渉について考えていきたいと思います。
交渉とは
まず、辞典では「交渉とは、 特定の問題について相手と討議すること。」と記載されています。
辞典上は何やら無機質な表現になっていますが、実際の交渉はもう少し有機質というか「熱」を持っています。
交渉は、お互いの強い主張や、果たすべき目的がある中、話し合いを重ねてお互いに納得できる「妥協点・落し所」を見つける作業と考えます。
決してネガティブではなく楽しい作業
妥協点、落し所と聞くと少しネガティブなイメージを持つかもしれませんが、そうではありません。
どちらかというとポジティブで、ゲーム性の高い楽しい作業になります。
相手と一緒にパズルゲームや脱出ゲームをしているイメージに近いかもしれません。
「Aは〇〇を達成したい、Bは△△を達成したい、期限は□□まで、お金は☆円利用できる」
→「全ての条件を満たすような答えを一緒に見つけましょう!」
なんだか楽しく思えてこないでしょうか。
交渉のポイント
次の点を抑えておくと交渉がうまくいくかもしれません。
ポイント
・相手の性格、趣味趣向、ホットポイント。
・自分が達成したい目標と最低ライン
・相手が達成したい目標と最低ライン
・期限、工数、予算、その他リソース。
とにかく条件下の中で答えを見つけなければいけないので、条件と目的が明確になっておけば交渉がスムーズに進みます。
あと一番大切なのが相手との信頼関係の構築になります。
信頼関係の構築するには「相手に興味を持つ」ことから始まると私は思います。
興味を持てば自ずと信頼関係が築いていけると思います。
最後に
最後にまとめると
交渉とはお互いに納得できる「妥協点・落し所」を見つけるパズルゲームのような共同作業である。
交渉がうまくいくコツは「互いの目標と最低ライン」「各リソース」を事前に把握しておくこと。
一番大切なのは「信頼関係の構築」。相手に興味を持つことから始めよう。
以上、ワーカホリックダイアリーでした。