こんな方におすすめ
- 飲食店のスナックについて知りたい方
- スナックの名前の由来、スナックの数などが知りたい方
皆さんの家の近くに飲食店の「スナック」ありますか。
今回は「スナック」について解説したいと思います。
スナックとは|正式名称、名前の由来
スナックは正式名称をスナックバー(snack bar)といいます。
もともとスナックは軽食という意味があり、軽食を提供するバーというのが名前の由来です。
日本においては一般的にカウンター付きの飲食店のことを指します。
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町を歩くとすぐにスナックが目に入ります。
どんな寂びれた商店街でもなぜかスナックが2、3件残っています。
スナックについて詳しく調べていきたいと思います。
スナックの数はコンビニの数より多い
スナックの定義が曖昧な部分もあり、正確な店舗数は分かっていないそうですが、
スナック研究会 代表で首都大学東京の教授も務める谷口氏によると2015年時点でスナックは約10万店舗とのことでした(出典:https://oceans.tokyo.jp/article/detail/20084)。
その規模が分かりやすいように比較対象としてコンビニの数も全国フランチャイズチェーン協会にて調査(出典:https://www.jfa-fc.or.jp/)
2015年の同時期のコンビニは約5万店舗でした。
実はスナックはコンビニの2倍の店舗数ということになります。コンビニの数の2倍となっています。
スナック【約10万店舗】> コンビニ【約5万店舗】
なぜ、スナックは潰れないのか
それは「不完全さ」にあると言います。
スナックは、高級なクラブのように「美しいママ」が居るわけでもなく、店がきらびやかな訳でもありません。
つまり、スナックは完璧な空間ではなく、不完全な空間といえます。
この空間がスナックの特徴であり、どこかほっとけない愛嬌のあるママ、庶民的な店構え、その居心地の良さで人が集まってくる。
この「不完全さ」がスナックの魅力であり、自分が来なければ潰れてしまうなど、連帯感が生まれ、そして常連になっていき、その店を支えていくことになっていきます。
これは、会社やビジネスにも通じるものがあると思います。
不完全さはビジネスマンも必要
「完璧さ、スキの無さ」は、協力者や応援者を付けることが難しく、1人力(にんりき)で頑張ることになり、大きな仕事をすることができません。
あえて「不完全さ」を残し、熱意をもって協力を仰ぐことで多くの人数を味方につけ、大きな仕事をすることができます。
完璧主義や人を頼ることが苦手な人は、少し肩の力を抜いて不完全な状態になってもよいと思います。
人は頼られるのが結構すきで、頼まれると頑張って動いてくれることが多々ありますので、困ったときに周りに相談してみてはいかがでしょうか。
さいごに
今回は「スナックは潰れにくいのはなぜか」について解説しました。
今回の内容はSHOWROOM代表の前田裕二氏の著書「人生の勝算」に載っています。
ぜひ、読んでみてください。
以上、ワーカホリックダイアリーでした。