こんな方におすすめ
- 2011~2014年に実施されたGoogleコアアップデートを知りたい方
- パンダアップデート、ペンギンアップデート、ベニスアップデートの概要が知りたい方
今回はGoogle検索のコア アップデートの歴史、特に2010年~2014年に行われた大規模な変更についてまとめておきたいと思います。
出典:Google公式 ウェブマスター向け公式ブログ より
Google コアアップデートの歴史 「2011年~2014年」
2011年~2014年のコアアップデートについてまとめてみたいと思います。
2011年 パンダ アップデート
2011年に英語圏の検索アルゴリズム、評価方法を大きく変更、通称パンダ アップデート。
2012年7月 日本語にも適応しました。
パンダ アップデート概要
低品質なサイトの掲載順位を下げ、同時に、良質なサイトの掲載順位をより適切に評価を行うためのアップデート。
順位が下がるサイト例
・ユーザーにとって価値のないサイト
・利便性の低いサイト
・他のサイトからのコピーで構成されているサイト
このアップデートは約4%の検索結果に影響。
2011年 フレッシュネス アップデート
2011年に行われたフレッシュネス アップデート。
フレッシュネス アップデート概要
特定のカテゴリにおいて「情報の鮮度」を重要視するためのアップデート
例えば
・「東京 オリンピック」で検索して1964年ではなく2020年(2021年)の情報が上位に表示される
・「●●試験 会場」で検索して過去ではなく最新の情報が上位に表示される
逆に「ノウハウ」「レシピ」など普遍的なカテゴリには影響しないようにアップデートされたようです。
このアップデートは約30%の検索結果に影響。
2012年 ペンギン アップデート
2012年に行われたペンギン アップデート。
ペンギン アップデート概要
Google検索のガイドライン 違反行為を取り締まるためのアップデート
ペナルティを受ける行為
・過剰かつ不自然な被リンク
・アンカーテキスト集中
・コメント欄から誘導リンク
ガイドラインの抜け穴は多数ありブラックハットSEOといたちごっことなり、2016年まで何度も対応されました。
2013年 ハミングバード アップデート
2013年に行われたハミングバード アップデート。
ハミングバード アップデート概要
ユーザの検索意図を解釈し、検索結果に反映させるためのアップデート
どのように変わったのか
・「副業 簡単」「コンビニ バイト」といった検索において単純にキーワードを含むページを結果に出すのではなく「簡単な副業を探している」「コンビニのバイトを探している」などユーザの検索意図を解釈し、ユーザが求めているサイトを表示させることができるようになった。
このアップデートにより、非常にユーザビリティが上がりました。
2014年 ベニス アップデート
2014年に行われたベニス アップデート。
ベニス アップデート概要
ユーザの位置情報をもとに最適な結果を返却するためのアップデート
どのように変わったのか
・「美容室」「コンビニ」とスマートフォンで検索した時に、200km離れた人気のお店が表示されずに、周辺の店舗の最適な店舗が表示されるようになった。
さいごに
今回は「2011年~2014年に行われたGoogleコアアップデートの歴史」について解説しました。
誰かのお役に立てたら幸いです。
以上、ワーカホリックダイアリーでした。
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